署名してくださった1820名のみなさんへ

 私達は、教育委員会からの
・ ガードレールをつけたり、歩道橋をつけたりすることは教育委員会の管轄ではないので、お母さん方が声を上げてくれなくてはできない。
・ 危険な箇所については通学事、お母さん方が交代で道路に立ってくれ。
・ ゴムの粉が飛んでいるが、環境についてはどうすることもできない。
という無責任な態度にいきどおりをおぼえ、子どもたちの安全を確保させるため、5年間の廃校延期をもとめ、皆様方に署名を集めさせていただきました。

11月30日(土)の時点では、通学路の安全について学校・教育委員会に何の対策も示してもらえませんでしたが、12月7日(土)には「要望を出してもらえばそれに向けて警察・土木局・その他に足を運ぶ。道路が整備できない場合は、ガードレールや信号を設け、それでも心配なところにはガードマンを付ける。9年度の予算でできなければ、10年度で予算をとる。」というお話でした。
けれど、どれも確証はありません。これから本当に安全な通学路を実現していくためには、皆様方からの要望がとても大切になってくると思います。だまっていたのでは何一つ確保してもらえないのだということを、私達は今回の署名をいただくという活動で学んだからです。

そのために、私達はぎりぎりの努力をしてまいりましたが、廃校を5年間凍結することはあまりにも困難でかつ、長期間の交渉が必要になるため、「署名を預かる代わりに通学路の安全確保について約束します。」という念書を校長・教頭先生からいただくことにし、いただいてまいりました。

私達の大半の子どもが、来年の3月に卒業することもあり、念書を受け取ることによって「志里池小学校保護者による統合を考える会」は解散させていただくことにしました。
志里池の子どもたちが安全に通学できるようこうして欲しい、という要望がありましたら、どんな小さなことでも、校長・教頭先生にご相談ください。一人でいけなければ、お友達といっしょにいってみてください。ひとりひとりの声が子どもたちの安全のために必ず反映すると思います。
けれど、もし安全な通学路が確保されないまま統合になるような場合には私達が保管しております念書と引き換えに署名を取り返し、再び活動を再開させることも可能です。

署名は総数1820名、志里池小学校の保護者中では、実に90%の署名をいただきました。皆様にいただきました署名は決して無駄にはならないと、私達は信じています。
ありがとうございました。


志里池小学校保護者による統合を考える会



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