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南島町の声を聴け

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(RealAudio file 303K)


言葉はいつでもいつのときでも
心につながっているけれど

巨大なまつりごとを司るやつらには
それが感じられなかった

心のおもいを ありのままに
口にすれば きっと伝わるはず

だけどもそんなことも
いや心さえもきっと売り渡してしまったのだろう

まつりごとをなそうとするものよ 南島町の声を聴け
人々に たくされしものよ    南島町の声を聴け


山道を行き、やっとの思いで
芦浜の地におりたったときは

おしよせてくる波の巨大さに
自分の力の小ささを知った

どこでもいつも 僕達は
自分の思い通りになると思ってきたけれど

大きなやさしさに つつまれるように
僕達ははぐくまれてきたのだろう

心を見つめるものたちよ 南島町の声を聴け
命を見つめるものたちよ 南島町の声を聴け
都会に生きるものたちよ 南島町の声を聴け
命をむさぼるものたちよ 南島町の声を聴け


 南島町は1963年の芦浜原発計画発表から、実に30年以上、無理矢理にでも原発を建設しようとする電力会社と国や県と闘ってきた小さな町です。

 南島町が発信する声を私たちは聴くことができるでしょうか。
 南島町が見つめているものを私たちは見ることができるでしょうか。

 この国が失ったものを私たちは、取り戻すことができるのでしょうか。

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